「節約って、なんだか窮屈で地味……」
もしあなたがそう感じているなら、それはきっと、節約を「我慢するもの」と思い込んでいるからかもしれません。確かに、一円単位の切り詰めは心をすり減らします。
私は田舎に移住し、都会と比べてお金や時間が余分にかかる、様々な「不便」さと直面しました。
その「不便」と向き合って解消していくうちに、「時間とお金を奪うだけの不便」と「手間をかけるほど生活が豊かになる不便」があることに気付きました。
視点を少し変えてみることで、節約は「暮らしを自分の手に取り戻す、最高にクリエイティブな遊び」に変わります。
- 無駄な不便は、 仕組みを整えてスマートに削ぎ落とす。
- 豊かな不便(暮らしを彩る手間)は、 あえて時間をかけて丁寧に愉しむ。
この二軸を組み合わせることで家計がスリムになるだけでなく、心の満足度が上がるのを実感しました。
今回は、私が実践して「これは確実にかわる!」と確信した、ユニークで効果抜群な節約術25個を、衣食住から金融まで徹底解説します。田舎暮らしの方はもちろん、都会で忙しく働く方にとっても、家計をスリムにしながらストレスを減らすヒントになるはずです
「バスタオルを捨てる」といった引き算の習慣から、プロパンガスの闇に切り込む固定費削減まで。読み終わる頃には、あなたの通帳だけでなく、心にも心地よい余裕が生まれているはずです。
「衣」セルフで自分を整える。流行に流されない「一生モノ」の選び方
当たり前に使っているものを「やめてみる」と、お金も時間も浮いてきます。
1:バスタオルを捨て、フェイスタオルへ
意外とフェイスタオルだけでもお風呂上りの拭き上げはできるもの。洗濯のボリュームが激減し、水道代・洗剤代の軽減、干して乾かす時間も半減します。
2:お気に入りを「3倍長く着る」
気に入った品質の良い服を大切にケアして3倍長く使えば、被服費は実質3分の1。家具や調理器具も「安さ」ではなく「一生使えるか」で選びましょう。私たちのおすすめはアウトドアウェア。最近はおしゃれなものも多く、丈夫で長持ちします。わたしたちが運営するほかのブログ記事でも詳しく解説しています→旅行に仕事に普段着に!いつ着ても快適なアウトドアウェアのおススメ | ちぃとかめぴの、のこのこさんぽ
3:散髪もセルフでチャレンジ!
ちょっとした散髪は自己流で。なかなかハードルは高いですが、理美容の回数を減らすだけで、年間数万円の節約になります。

4:「湯シャン」と「固形石鹸」のシンプルライフ
シャンプーを使わずお湯で洗う「湯シャン」や、体を洗うのは固形石鹸のみにする。これだけでお風呂場もスッキリし、消耗品費が浮きます。
気になるワンポイント!:「湯シャン」だけだと、髪の毛は奇麗になる?ニオイが気にならない?
実は私たちはここ数年、夫婦2人ともシャンプーを使わず、「湯シャン」を続けています!
嗅覚の鋭い嫁のちぃも、「全然ニオイは気にならないよ!」とのこと。
正直なところ、二人ともびっくりしています。今までのシャンプー代は何だったんだろう…と。でもまぁ結果として、二人の生活費は大きく節約されましたので良しとします!
2年半湯シャンした私たちのレビュー記事です→【実体験】湯シャンを2年続けた夫婦のリアルな変化。ニオイや湿疹、節約効果を本音でレビュー! | あおぞらぎふとinみえ
「食」自炊を極めて外食費削減!増えた手間は文明の利器で解決!
キッチンは家計の心臓部。ここを整えるだけで、食費だけでなく電気・ガス代まで一気にスリム化できます。

5:冷蔵庫は「最短時間」で閉める!
中身を把握して、探す・迷う時間をカット。目指すは「冷蔵庫の忍者」です。開閉時間を短くするだけで、夏場の電気代に差が出ます。
6:炊飯器の保温はやめて「おひつ」へ
炊飯器の保温は意外と電気代を食ううえ、ご飯の味も落ちがち。炊けたらすぐおひつ(またはタッパー)へ移しましょう。食べる時にレンジでチンする方が、実は美味しくて経済的です。
おすすめのおひつ、ごはん土鍋に興味がある方におすすめの記事です【ばんこの里会館】萬古焼の土鍋で、備蓄米(古古古米)を美味しく食べよう! | あおぞらぎふとinみえ
7:おうち時間を「最高のご馳走」に
喫茶店のモーニングや豪華なディナーも、家で再現すればコストは数分の一。料理の腕も上がり、外食の手間(移動時間やガソリン代)も省けます。
8:調味料や漬物は「買うもの」から「作るもの」へ
焼肉のタレ、ポン酢、カレールー。これらを手作りすると、安上がりな上に圧倒的に美味しい!ぬか漬けや梅干しも自作すれば、食卓がワンランクアップします。
節約で気づいたヒソヒソ話
「グルテンフリーのカレーを食べたい!」と思い、カレールーを使わず、カレー粉と米粉でカレーを作ってみました。味の再現に苦労をしましたが、数回のチャレンジで、おいしいカレーができました!
そこで驚いたのが、カレーの付いた鍋やお皿を洗う時、「サラサラ〜ッ!✨」と汚れが落ちたんです!いつもは油でスポンジがギトギトになって二度洗いが必要なのに…。
水や洗剤の節約だけでなく、身体にもあんなにドロドロとしたものを入れ続けていたんだと思い、ちょっとゾッとしましたw。
私たちは今後もグルテンフリーの手作りカレーを食べ続けようと思いました(^^)
9:食洗器を活用して、自炊の手間と水道代をカット!
自炊が増えれば比例して「洗い物」が増えます。三回自炊して、三回洗い物をするのは地味に大変。毎日の負担を軽減するための必須アイテムが「食洗器」です。洗い物の手間と時間だけでなく、実は水道代が大幅にカットされます。電気代を差し引いても家計の節約になるのです。手間をかける愉しさを守るために、面倒な後片付けは機械に任せる。これが私のメリハリ節約術です。
「住」一度の手間で賢く固定費カット!日々の暮らしとメンテは丁寧に
住まいの節約は「一度仕組みを作る」ことが肝心です。自動的に節約が続く状態を作りましょう。そして、日々の清掃や庭木の剪定、除草はセルフで行う。田舎暮らしの醍醐味として楽しみましょう。

10:窓と床の「熱」を逃がさない
窓に断熱シートを貼り、床にはアルミカーペットを。これだけで暖房効率が劇的に変わります。夏は風鈴の音で涼を楽しみ、打ち水で地面の温度を下げる……そんな情緒ある節約も素敵です。
11:明かりはLEDライト一択!
蛍光灯と比べると、電気代は約半分、寿命は約五倍!もし自宅の明かりが蛍光灯なら、LEDに交換するだけでランニングコスト爆下がりです!
12:家電は「シンプル単機能モデル」を愛用!
エアコンや冷蔵庫、電子レンジなど、多機能モデルはありますが、使いこなしていますか?わたしはレンジは「温め」一択ですw。エアコンも定期的なメンテナンスが必要ですが、多機能モデルはクリーニング代も高くなります。夏涼しく、冬暖かければ十分と割り切ると、家電にかかる出費は大幅にカットできますよ!
ワンポイント!:家電は安物でも良いの?はい、家電はシンプルな単機能モデル(レギュラーモデル)で十分です。
正直にはっきりと言ってしまうと、「家電に必要な機能」は現代ではとっくに完成形に達しています。冷蔵庫は食材を長期保存してくれるし、電子レンジは良い感じで温めてくれるし、洗濯機は服をキレイに洗い上げてくれるし、夏にはエアコンが部屋を十分涼しくしてくれます。もう充分なんですね。
長く使ったとしても10年。レギュラーモデルでも多機能モデルでも寿命は一緒です。
次回、家電を購入するときは、ぜひともレギュラーモデルを選択肢の一番目に考えてみましょう。
13:プロパンガスの見直しと「脱ガス」
プロパンガス会社を変更するだけで基本料金や従量料金を下げられることがあります。また、極限を目指すならガスを使わず、カセットコンロに切り替えるなど、ガスの基本料金そのものを浮かす手もあります。
プロパンガス会社の見直しは、成功すれば大きな効果を得られる節約術ですが、一人でやるにはハードルが高め。私も苦労しました。そこを助けてくれたのが、「プロパンガス会社の紹介業者」。プロの業者が手数料無料で、地域の安いガス会社を紹介してくれる、神サービスです。プロパンガスを利用している方は必ずチェックしてみてください。→【実録】田舎のプロパンガス代を月1万円下げた方法!4回の移住で辿り着いた最強の家計防衛術 | あおぞらぎふとinみえ
固定費をカットしたら、あとは日々の暮らしを愉しむ節約を。環境整備はセルフで丁寧に行っていきましょう。
14:庭木の剪定は「セルフ」が基本!
お庭のメンテナンス代ですが、プロの植木屋さんに頼むと一度に数万円かかることもありますが、自分でハサミを持てばタダ!「自己流だと不格好になりそう…」と心配しすぎず、こまめに枝を払うだけで、お庭もスッキリ明るくなります。道具を一度揃えてしまえばずっと使えますし、なにより良い運動になって健康維持にもつながりますよ。
15:消耗品の「チリツモ」対策
トイレットペーパーはシングルを選択。また、有料レジ袋は買わず、スーパーの無料で持ち帰れる段ボールを活用しましょう。持ち帰った段ボールはそのままゴミ袋代わりにして、とことん使い倒します。
「健康」老後最大の出費である医療介護費の節約に必要なのは健康への投資!
病気になれば医療費がかかるし、もし万が一、介護が必要になってしまったら、人によっては介護費用も月に数万円単位でかかってしまいます。
そんな医療・介護の費用を節約するためには、なんといっても「健康」で居続けることが大事です。身体が健康であれば、医療・介護費ゼロで暮らせます。
16:歯医者と健康診断は「定期的に」
痛くなってから行く歯医者は高くつきます。定期検診、歯石除去クリーニングで自分の歯を守ることは、将来のインプラントや入れ歯代を防ぐ最強の投資です。
17:お酒、タバコは控える
喫煙や、過度な飲酒は健康に悪影響。どちらも酒税、タバコ税と、余分な出費になってしまいます。どちらもやめるだけで効果抜群の節約になります
18:散歩で「タダ」で体力をつける
将来の介護状態を防ぐために重要なのは「体力の維持向上」。スポーツジム代を払わなくても、散歩で十分筋力は維持できます。

ワンワン🐾ポイント!:犬を飼うと、強制的にお散歩できますw
私たちは柴犬を飼っています。そのため、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日でも必ずお散歩をするようになりました。
わたし達はワンコと散歩を楽しむことで、充実感と健康習慣を得ています。ありがとね、ふうちゃん☆
柴犬の「ふう」ちゃん♂です
「生きがい」消費する娯楽から、地域資源を満喫して心を満たす
19:地域の図書館を使い倒す
「本は買わない、借りるもの」 私たちは既に税金という形で、図書館という巨大な本棚の利用料を払っています。これを使わない手はありません。

20:お出かけはランチ持参で
「おにぎり」を持ってでかけましょう。車に乗って海を眺めながら、のどかな公園でのんびりしながら、田舎暮らしは毎日が大自然を満喫できる贅沢な時間にできますよ!

節約術を語る上で、どうしても避けて通れないのが「ペットとの暮らし」です。動物がくれる癒やしや喜びは、お金には代えられない素晴らしいものです。
ですが、一頭のペットを最期まで幸せに育てるには、数百万単位の費用(食費や医療費、将来の介護費など)がかかるのも現実です。
21:ペットを「今は飼わない」という選択
これは、決して冷たいことではありません。むしろ、自分の経済状況と誠実に向き合い、命に対して無責任にならないという、ひとつの大きな「愛」の形だと言えます。今の暮らしをしっかり整えた先に、いつか最高の環境で迎えてあげる。そんな未来を目標にする節約も、素敵だと思いませんか?
「金融」無意識の無駄を削り、賢く「ふやす」ステージへ
「金融」と聞いてもピンとこない方も多いかと思いますが、「お金」に関する基礎知識を持たずに現代社会を生きることは、「薄着で真冬に歩き回る」くらい危険なことです!
日々の小さな節約を生かすための基盤になる「金融知識」少しずつ身に着けて活用していきましょう。
22:ATMの手数料を払わない
一回100円の手数料、チリも積もれば山となります。平日の利用や、手数料のかからないネットバンクの活用などで、「手数料ビジネス」の落とし穴から抜け出しましょう。
23:保険の見直し
生活に必ず必要な保険ですが、必要な分を超えて払いすぎていませんか?「損失が大きすぎて家計が崩壊する」リスクに備えるのが保険のあるべき姿。貯蓄型保険は手数料ビジネスの罠であることがほとんどです。「保険は保険、投資は投資」で切り分けて考えましょう。
24:ふるさと納税の返礼品で、日々にいろどりを
収入に応じてふるさと納税を行うことで、実質2,000円の負担だけで、日本中の地域の特産品を集めることができます。
例えば年収500万円ほどの人であれば、ざっくり40,000円ほどのふるさと納税を行い、10,000円ほどの返礼品をもらうことができます。納税した40,000円は、来年の自分の税金から差し引かれます。
25. 新NISAの活用:節約で浮いたお金を「将来の自由」へ
食費や固定費をコツコツ削って浮いた「月5,000円」でも構いません。非課税で運用できる新NISAを活用し、お金にも働いてもらう。これが、節約生活を通して暮らしを豊かにするための最終到達点です。
投資も節約生活と一緒で、長い期間続けることで効果が大きくなっていきます。例えば100万円を年利4%で運用した場合、1年後には104万円。10年後には140万円?20年後には180万円?違います。10年後には約148万円(+48万円)、20年後には約219万円(+119万円)になるんです!
大手銀行の普通預金金利(年0.3%)では、10年後は約102.4万円、20年後は約104.8万円です。
まとめ:小さな「暮らしを彩る手間」の積み重ねが、自由な未来を連れてくる
ここまで、私たちが田舎暮らしで見つけた25個の節約術をご紹介してきました。
一つひとつを見ていくと、バスタオルを捨てたり、おひつにご飯を移したり、あるいは新NISAの口座を開設したりと、少し「面倒」に感じることもあるかもしれません。
しかし、その「不便」と向き合い、暮らしを自分の手に取り戻していくプロセスこそが、家計をスリムにし、同時に私たちの心を豊かにしてくれました。
節約は、単なる「お金の出し惜しみ」ではありません。 「無駄な不便」を賢く削ぎ落とし、「暮らしを彩る手間」を心ゆくまで愉しむ。 このバランスが整ったとき、あなたの通帳には数字以上の「ゆとり」が生まれているはずです。
まずは、どれか「一つ」から。
25個すべてを一度に始める必要はありません。 「今日はおにぎりを作って公園に行ってみようかな」 「ATM手数料を払うのをやめてみようかな」 そんな小さな一歩が、数年後のあなたを、今よりずっと自由で身軽な場所に連れて行ってくれます。
手間を愉しみ、豊かに貯める。 そんなクリエイティブな節約生活を、あなたも今日から始めてみませんか?
一つひとつは小さくても、これらを習慣にしたとき、あなたの家計には「余裕」という名の大きな変化が訪れます。
投資で、遠い将来を金銭的に豊かにして、心にさらなる余裕を持たせましょう。


