田舎に引っ越してから、プロパンガス代が高くて困っていませんか?

わたしは田舎の中古一戸建てを4軒購入してきましたが、4回の引っ越しのうち、ちゃんと安いガス会社と契約できた成功例はたったの1回だけです。
残りの3回は、知識がないまま動いて失敗しました。そのときの失敗談と、「こうすれば良かった」という手順をまとめます。

4回中3回失敗……。「移住のプロ」を名乗るには、ちょっと苦しい成績っす🐾
まず大前提として、プロパンガスは電気やガスと違い、各事業者が自由に料金を決められる「自由料金制」です。相場を知らないままでいると、割高な料金を何年も払い続けることになります。
「なんとかしたい」と思っても、やり方を間違えると空振りに終わります。どこで失敗しやすいか、順番に説明します。
失敗① 不動産屋に言われるままガス会社を決めてしまった
初めて都市ガスからプロパンガスに変わる物件に住むことになった時のことです。プロパンガスの料金のことなど何も知らなかったわたしは、不動産屋の担当者に言われるがまま、ガス会社を決めてしまいました。
担当者の言葉は「古いガス器具を新しく設置しなおせるし、無料でやってもらえますよ」というものでした。
引っ越し後、ガス会社が契約書を持ってきて内容を確認すると、【十数万円の器具代金と、15年以内に退去した場合は残り期間に応じた支払いを…】という文章が。「あれ?無料と聞いたんですけど…」と尋ねると、

あぁ、それは、ガス会社が交代するときに次の会社が払うから、お客さんは払わなくていいんですよ!
不安を感じながらも今更断れず、そのまま契約。数年後に引っ越す際、ガス会社に確認すると「次の住人と三者で契約を引き継ぐか、残金を払ってもらうことになります」と言われました。
「契約時に客は払わなくていいと聞きましたが」と伝えるも「契約書通りになります」の一点張り。泣き寝入りでした。

「ただより高いものはない」って言葉もあるくらいだし、本当に無料なわけないっすよ、ご主人…授業料高くついたっすね…🐾
対策:不動産屋の紹介するガス会社をそのまま受け入れない。契約書は必ず自分で読む。
失敗② 自力でネット検索してガス会社を探した
「比較サイトは怖い。自分で調べる!」と思って、ネットでガス会社を一社ずつ検索して問い合わせたこともありました。結果は完全な空振りでした。

地域によってガス会社同士が料金をすり合わせているような感じで、どこに問い合わせても似たような料金設定でした。
これはあとから知ったことですが、比較サイトを通じて安いガス会社に変えることができた後、そのガス会社のホームページを確認すると、地域の高い料金帯と同価格で掲載されていました。つまり、直接問い合わせていたら高い料金を案内されていた可能性が高いということです。

ホームページには高い料金、比較サイト経由だと安い料金……。正面から行くと損する仕組みっすね🐾
さらにやらかしたのが、複数のガス会社に相見積もりの問い合わせをしたとき。リフォームにも関わってくれたX商店さんに問い合わせた後、Y事業所にも連絡したところ「X商店さんに聞いてるなら、そちらにお願いした方がいいですよ」と逆に断られました。
地域の業者同士で奪い合いにならないよう、最初に声をかけたところに譲る暗黙のルールがあるようです。直接交渉は、田舎では特に難しいのだと学びました。
📝 自力でネット検索して問い合わせても、地域の「横並び価格」の壁にぶつかることが多いです。比較サイト経由でないと、適正価格にたどり着けないケースがほとんどです。
対策:自力でのネット検索・直接交渉はほぼ無駄。比較サイトを経由する。
失敗③ 比較サイトを使っても、うまくつながれない地域があった
比較サイトを使えば必ず解決するかというと、残念ながらそうでもありません。わたしが実際に経験した「それでもダメだったケース」を紹介します。
ケース① 今のガス会社と新しいガス会社が提携していた
適正価格のガス会社を紹介してもらっても、現在契約中のガス会社(A社)と新しく契約したいガス会社(B社)が業務提携している場合、A社からB社への変更を断られることがあります。
搬送作業をB社がA社に委託しているため、変更できないという理由でした。こういう関係は外からではわからないので、比較サイトに問い合わせてみるまでわかりません。
ケース② そもそも提携しているガス会社が地域にいなかった
極端にプロパンガス供給事業者が少ない地域では、比較サイトと提携しているガス会社が一社もないことがあります。わたしが住んだ山奥の集落ハウスと、海ちかの別荘ハウス、2軒続けてこのパターンにハマりました。

二件連続で独占状態とはご主人ツイてないっす。でもボクはどこへでもご主人についていくっす🐾
こういった地域では、ガスをやめてオール電化や灯油ボイラーに切り替えるという選択肢もあります。各自治体の移住補助金が使える場合もあるので、役場の窓口に相談してみてください。
📝 比較サイトを使うなら、提携会社が多いサービスを選ぶことが重要です。提携会社数が多いほど、地方の山奥でもつながれる可能性が上がります。
対策:比較サイトは提携会社数が多いものを選ぶ。うまくいかない場合はオール電化・灯油ボイラーへの切り替えも検討。
まとめ:3つの失敗から学んだ「正しい手順」
4回の移住で学んだプロパンガス会社選びの正しい手順はこうです。
- 不動産屋の紹介するガス会社はいったん保留にする
- 自力でネット検索・直接交渉はしない
- 提携会社数の多い比較サイトを経由して問い合わせる
- うまくいかない場合はオール電化・灯油ボイラーへの切り替えも視野に

具体的にどのサービスを使えばいいか、実際にどれくらい安くなるかは、下の記事でまとめています。

ご主人は3回失敗してようやく成功したっす。みなさんには最初から正しいルートで行ってほしいっす🐾
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「よし、動こう」と思ったら、具体的な手順はこちらにまとめています。:田舎のプロパンガス代を年間10万円下げた方法|移住4回の実録 | ぶっちゃけブログ
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