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田舎暮らしの固定費を見直す——車・プロパンガス・住居費、削れる順番と実体験

田舎の古民家キッチンで家計の書類を見直す夫婦と、そばで見守る柴犬。窓の外に田んぼと山が広がる。 田舎暮らし・生活

「田舎に移住したら生活費が安くなる」——そう思って移住したのに、なぜかお金が貯まらない。

田舎の古民家の台所で、夫婦が光熱費や住宅維持費の書類を見ながら固定費の高さに悩み、柴犬が心配そうに見守っている様子

わたしもそうでした。田舎の中古住宅を4回購入してきましたが、移住当初は光熱費・車・住居の維持費が想像以上にかさんで、「あれ、都会より高いかも?」と感じた時期があります。

田舎暮らしの固定費は、都会とは構造が違います。家賃は安くなっても、車と光熱費の比重が大きくなるからです。どこから削るかを知っておかないと、節約しているつもりで損をします。

この記事では、田舎の中古住宅を4回購入した実体験をもとに、田舎暮らしの固定費をどこから・どう見直すかをまとめます。

まさる🐾
まさる🐾

田舎暮らしは家賃が安くなるけど、車と光熱費がどーんと来るっす🐾 ご主人も最初はびっくりしてたっすよ!

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田舎暮らしの固定費は何から削る?まず見るべきは車・光熱費・住居費

都会と田舎では、固定費の構造が大きく違います。都会は家賃が最大の固定費ですが、田舎では車と光熱費の比重が一気に上がります。

東海地方の田舎暮らしを前提にすると、削れる順番はこうなります。

優先順位項目田舎暮らしでの特徴
1位車関連費用車なしでは生活できない。ローン・保険・ガソリン・車検が最大の固定費になる
2位光熱費(特にプロパンガス)住宅が広く冷暖房費が増える。プロパンガスは会社次第で2倍差が出る
3位住居費田舎は安いのが最大のメリット。ただし持ち家の維持費は別途かかる
4位通信費田舎では光回線が届かない地域もあり都会より割高になる場合あり
5位保険料重複・過剰加入を整理するだけで年1〜5万円削れることがある

この記事では特に影響が大きい「車」「プロパンガス」「住居費」の3つを実体験で解説します。

田舎暮らし最大の固定費は車——買い方と保険で差が出る

田舎では車は生活インフラ

田舎暮らしでは車は贅沢品ではなく、なくては生活が成り立たないインフラです。スーパー・病院・職場——すべてに車が必要です。もちろん一家に一台では大変なので、夫婦で二台、子どもも大人になれば一台ずつ所持することも考えられます。

そのため「車を持つかどうか」ではなく「どう維持コストを抑えるか」が田舎暮らしの固定費管理の核心になります。

車の年間維持費を把握する

まず自分の車が家計にどれくらい影響しているか、車種ごとに整理しました。

項目軽自動車コンパクトカーミニバン
自動車税10,800円30,500円36,000円
重量税(年換算)3,300円12,300円16,400円
自賠責(年換算)約9,000円約9,000円約9,000円
任意保険(目安)約45,000円約60,000円約80,000円
ガソリン代※約80,500円約80,500円約132,000円
車検・メンテ約40,000円約50,000円約70,000円
年間合計約18.9万円約24.2万円約34.3万円
月額換算約1.6万円約2.0万円約2.9万円

※実燃費目安:軽・コンパクト18km/L、ミニバン11km/Lで計算。駐車場代は田舎のため無料で計算。

ここに車の購入費用の減価償却を加えると、仮に240万円の車を10年で乗り換える場合、1年で24万円・月2万円の追加負担になります。同じ車を20年乗り続ければ月1万円で済む計算です。

長く乗り続けることが最大の節約

嫁さんの軽自動車は購入から14年目になります。エアコンガスの補充やタイミングベルト交換など毎年少しずつメンテナンスを重ねていますが、今も現役で高速道路を走ります。

わたしのコンパクトカーは7年で走行距離18万㎞になりましたが、まだまだ元気です。田舎暮らしは通勤距離が長いので走行距離は増えやすいですが、だからこそ1台を長く大切に使う意識が大事です。

ちくちく
ちくちく

田舎は通勤距離が長い分、通勤手当が多めにもらえるというボーナスもありますよ。車の維持費と合わせて計算してみると、思ったより負担が少ないこともあります。

車は現金購入が原則——ローンは避ける

車を購入するときはローンを使わず、現金で一括購入することが原則です。残価設定クレジット(残クレ)は月々の支払いが安く見えますが、手数料と金利で総支払額は大きく増えます。

中古車なら100万円を切る選択肢もあります。身の丈に合った車を現金で買い、長く乗り続ける——これが田舎暮らしの車費用を最小にする基本方針です。

まさる🐾
まさる🐾

「新車じゃないとなんか心配…」って人もいるけど、中古車のコスパも見逃せない節約ポイントっすよ!🐾

自動車保険は毎年見直すだけで年間1万円以上変わることも

わたし夫婦は長年、同じ保険会社に何も考えずに継続していました。気づけば二人それぞれの保険料が少しずつ上がり、気づいたら年間3万〜4万円になっていました。

「そんなものか」と思っていたのですが、試しに一括見積サービスで同じ条件のまま複数社を比較してみたところ、ネット型保険で年間1万円以上安いプランが見つかりました。補償内容は変えていません。ただ会社を変えただけです。

ちくちく
ちくちく

それまでは代理店型の保険を何年も継続していましたが、ネット型保険に切り替えただけで年間1万円以上安くなりました。

一括見積は無料でできるので、ぜひ更新時期に試してみてください。

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プロパンガスは会社を変えるだけで年間数万円変わることもある

田舎の光熱費が高くなりやすい理由

田舎の一戸建ては、マンションに比べて気密性・断熱性が低い物件が多く、冷暖房費が増えやすいです。また住宅が広い分、全体の光熱費も上がります。

その中でも特に見落とされがちなのがプロパンガスです。

プロパンガスは自由料金制——同じガスでも会社で2倍差が出る

都市ガスと違い、プロパンガスは各会社が自由に料金を決められる「自由料金制」です。同じ地域・同じ使用量でも、契約している会社によって月々の請求額が大きく変わります。

わたしの実体験では、割高な会社と適正価格の会社では従量料金が1㎥あたり400円以上違うことがありました。給湯器や暖房までプロパンガスを使っている家では、この差が冬に月1万円以上の差になります。

使用状況割高な会社適正価格の会社月の差額
調理のみ(約2㎥)約3,680円約2,100円約1,580円
給湯器あり(約15㎥)約13,300円約6,000円約7,300円
暖房まで使用(約40㎥)約31,800円約13,500円約18,300円

※基本料金:割高2,200円・適正1,500円、従量料金:割高740円/㎥・適正300円/㎥で計算

実際にガス会社を変えた結果

プロパンガス料金消費者協会を利用して、冬のガス代が35,000円台から16,500円に下がった様子を比較したイラスト

わたし自身、ガス会社を変えただけで冬のガス代が35,000円→16,500円になりました。年間では10万円近い差になります。

節約術の中で「やる手間に対してリターンが最も大きいもの」のひとつです。田舎に移住したら、まず請求書を確認してください。

まさる🐾
まさる🐾

ご主人、ガス会社変えてからランニングコストが爆下がりしたっす🐾 知ってるか知らないかだけで、年間10万円違うっすよ!

あわせて読みたい:田舎のプロパンガス代を年間10万円下げた方法——失敗しない会社の選び方【移住4回の実録】

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住居費は田舎暮らし最大のメリット。ただし維持費に注意

ローンより現金購入が貯蓄を加速させた

わたしが1軒目に購入したのは地方都市のベッドタウンの中古住宅で、約1,500万円の35年ローンを組みました。月々の支払いは55,000円でしたが、そのうち半分ほどが金利。仮に35年払い続けると総支払額は2,310万円になる計算でした。

繰り上げ返済を続けて、なんとか15年でローンを完済しましたが、その間は思うように貯金が増えませんでした。ローンがなくなってから、貯蓄のペースが一気に上がりました。

2軒目以降は田舎の安い物件を現金一括で購入する方針に変えました。住宅ローンの金利分が丸ごと貯蓄に回るようになったのは、家計にとって大きな転換点でした。

嫁さん
嫁さん

田舎の物件って、300万円とか500万円で一戸建てが買えるんですよね。都会では考えられない価格帯です。

持ち家にかかる隠れコストを把握する

田舎の持ち家は住宅ローンや家賃がなくても、維持にかかるコストがあります。これを把握しておかないと家計が崩れます。

項目年間費用の目安月々の積立額
固定資産税約60,000円5,000円
住宅設備・インフラ(給湯器・水回り等)約96,000円8,000円
外装・防水・防虫・配管(大型修繕)約216,000円18,000円
自治会費・防犯・害虫駆除約36,000円3,000円
光熱費差分(予備費)約60,000円5,000円
合計約468,000円約39,000円

月々4万円程度を修繕・維持積立として別口座に確保しておくのが安全です。田舎の古い家ほど修繕が必要な箇所が多いので、購入前から見込んでおいてください。(費用は、築古の家でこれだけ見積っていれば安全というラインです。DIY等で、コストを抑えることも可能です)

あわせて読みたい:田舎の中古一戸建て内見で絶対に確認すべきこと——4回失敗した私のチェックリスト

まとめ——田舎暮らしの固定費、削れる順番

田舎暮らしの固定費を削るなら、この順番で動くのがおすすめです。

  • 車は長く乗り続ける——ローンを使わず現金で購入。保険を見直す。維持費を把握して計画的に管理する
  • プロパンガスの請求書を確認する——会社を変えるだけで年間数万円変わる可能性がある
  • 住居は田舎最大のメリット——ただし持ち家の隠れコストを月4万円分積み立てておく

「田舎に来たのに生活費が高い」と感じたら、まずプロパンガスの単価を確認してください。会社を変えるだけでよく、手間もほとんどかかりません。

まさる🐾
まさる🐾

固定費を削ったら、その分だけ田舎暮らしが楽になるっす🐾 まずできることから一個ずつやってみるっすよ!

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