田舎への移住を考えているあなたに、ひとつ知っておいてほしいことがあります。
田舎の中古住宅では、都市ガスではなくプロパンガスの物件がかなり多いです。
都市ガスのように「どこも同じ料金」ではなく、ガス会社によって料金がバラバラな「自由料金制」です。しかも、移住のタイミングで何も考えずに動くと、割高なガス会社と長期契約を結ばされてしまうことがあります。
わたしは田舎の中古住宅を4回購入してきましたが、そのたびにプロパンガスで失敗してきました。この記事では、「移住のどのタイミングで・何をすれば失敗しないか」を体験ベースでお伝えします。

ご主人、4回中3回もガス会社選びで失敗してるけど、それでも懲りずに前向きにいきてるっす!🐾
田舎移住ではプロパンガスがほぼ前提になる
田舎の中古住宅は都市ガスではなくプロパンガスが多い
都市ガスは都市部の整備されたエリアにしか引かれていません。田舎の中古住宅を探すと、ほとんどの物件がプロパンガスです。
プロパンガスは「自由料金制」のため、ガス会社によって料金が大きく異なります。同じ地域・同じ使用量でも、会社が違うだけで年間数万円の差が出ることもあります。
問題は、移住のタイミングにはさまざまな「罠」が仕掛けられていることです。知らないまま動くと、割高なガス会社と長期の契約を結ばされてしまいます。
プロパンガス会社は移住前・引っ越し前に確認する
特に注意が必要なのが「不動産屋」「引っ越し業者」「リフォーム業者」からの紹介です。これらの業者から紹介されるガス会社は、割高になりやすい傾向があります。
移住前・引っ越し前に自分で比較サービスを使って候補を絞っておくことが、失敗しないための一番の近道です。
罠① 不動産屋の紹介をそのまま受けると高くつくことがある
物件を購入するとき、不動産屋の担当者から「ガス会社はこちらがおすすめですよ」と紹介されることがあります。
これ、ほぼ断言できますが高い可能性があります。
不動産屋とガス会社の間には紹介料が発生していることがあります。つまり、不動産屋にとって「お客さんに一番安いガス会社を紹介する動機」がないんです。

わたし自身、2軒目の購入時に不動産屋の言うままにガス会社を決めてしまいました。後から確認したら、周辺の適正料金より明らかに高い設定でした。
📝 対策:不動産屋からガス会社を紹介されたら「検討します」と言っていったん保留にする。その後、自分で比較サービスを使って確認してから決めましょう。
罠② 引っ越し業者のガス会社紹介もいったん保留にする
意外と知られていませんが、引っ越し業者からもガス会社を紹介されることがあります。
「お引っ越しに合わせてガスの開栓手続きもまとめてやりますよ」という流れで、特定のガス会社を勧めてくるケースです。
引っ越しの日程が迫っていると「早く決めなければ」という焦りが生まれます。その焦りにつけ込む形で、割高なガス会社と契約させられてしまうことがあります。

引っ越し当日はバタバタしてるっすから、「ついでに紹介してもらえてラッキー⭐」ってなりがちっすよね🐾 でも要注意っす!
📝 対策:引っ越し業者からのガス会社紹介も「検討します」と保留にする。引っ越し前に比較サービスで候補を調べておくと焦らずに済みます。
罠③ リフォーム業者の「無料設置」は無償貸与契約に注意
中古住宅を購入してリフォームする際、業者から「ガスコンロや給湯器を無料で設置してもらえますよ」と提案されることがあります。
これも要注意です。「無料設置」の裏には、長期間にわたって高いガス料金を払い続ける契約(無償貸与契約)が隠れていることがあります。
設置費用は毎月のガス料金に上乗せされ、10〜15年かけて回収される仕組みです。さらに途中で解約しようとすると、残債を一括で請求されることもあります。

「無料」って言葉に弱いご主人、これで一回やられてるっす🐾 世の中に本当の無料はないっす!
📝 対策:ガス器具の設置を提案されたら、必ず契約書の内容を確認してから署名する。「無料」と言われたら特に注意。
📝 無償貸与契約の詳しい失敗談はこちら。プロパンガス会社の選び方で3回失敗してわかったこと
まとめると、不動産屋・引っ越し業者・リフォーム業者、どこから紹介されても「検討します」と保留にすることが鉄則です。引っ越し前に比較サービスで候補を調べておけば、焦らずに判断できます。
集中プロパンだとガス会社を変更できない場合がある
田舎の物件の中には、地域全体でガス管が繋がっている「集中プロパン」方式のエリアがあります。
集中プロパンは、団地や分譲地などで1か所のガス設備から各家庭へまとめてプロパンガスを送る方式です。
効率良く供給できるシステム上、必ずしも高くなるわけではありませんが、個人でガス会社を変更しにくいため、もし料金が高くても、会社変更できないのが注意点です。
検討中の物件が集中プロパンの時も、基本料金と従量単価はいくらかを確認しておくと安心です。

物件を気に入っても、ガス会社が変えられない物件だったりする場合があるっす🐾 先に確認が大事っす!
タイミング別・正しいガス会社の選び方
【物件購入前】内見のときに確認すること
物件を内見するとき、ガス関連で確認しておきたいことが3つあります。
- 現在のガス会社名を確認する——今どのガス会社が入っているかを聞いておく。無償貸与契約が残っている場合は変更が難しい。
- 給湯器の種類を確認する——ガス給湯器か灯油ボイラーか電気か。ガス給湯器なら使用量が多いため、料金交渉で有利になることがある。
- 集中プロパンかどうか確認する——地域全体でガス管が繋がっている集中プロパン地域では個人での変更ができない。
あわせて読みたい:田舎の中古一戸建て内見チェックリスト
【引っ越し直後】最初の契約が肝心
引っ越し直後は、不動産屋や引っ越し業者、リフォーム業者からガス会社を紹介されやすいタイミングです。ここで焦って決めないことが大切です。
引っ越し直後にやるべきことはこの順番です。
- 不動産屋・引っ越し業者・リフォーム業者からの紹介は「検討します」と保留にする
- エネピ(enepi)で郵便番号を入力して対応会社を確認する(1分)
- プロパンガス料金消費者協会に問い合わせて担当者と電話で相談する
- 両方の見積もりを比較して、安い方に決める
この手順を踏むだけで、わたしは年間10万円以上ガス代を下げることができました。
【現在、すでに高いガス代を払っている】移住した後でも遅くない
「もう移住してしまった、今のガス会社で契約している」という方も、比較サービスを利用して変えられる可能性があります。

「もう手遅れかな」と思わないでください。わたしも移住後に変えて、年間10万円下げられました。気づいたときが動き時です。
二拠点生活でのプロパンガス管理
わたしのように二拠点生活をしている場合、2か所それぞれのガス会社を見直す必要があります。
二拠点の場合に特に注意したいのは「使用量が少ない拠点」です。あまり使わない家のガス会社は、基本料金だけが毎月かかり続けます。使用量が少ない場合は、オール電化への切り替えも選択肢として考える価値があります。

ご主人、山奥ハウスと海ちかハウスの両方でガス代が気になってるっす🐾 二拠点はガス代も二倍のリスクっすね……。
まとめ——移住前・移住後、どのタイミングでも動ける
- 不動産屋・引っ越し業者・リフォーム業者のガス会社紹介はいったん保留にする
- 「無料設置」の提案は契約書を必ず確認してから判断する
- 内見時にガス会社名・給湯器の種類・集中プロパンかを確認する
- 移住後でも、比較サービスを使えば今から変えられる可能性がある
具体的な比較サービスの使い方と、実際にどれくらい安くなるかはこちらの記事でまとめています。
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移住前でも移住後でも動けるっす🐾 知ってるか知らないかだけで、毎年何万円も違うっすよ!
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