「一人暮らしなのに、プロパンガス代が高い」
「シャワーしか使っていないのに、毎月こんなにかかるの?」
田舎で一人暮らしや単身赴任を始めると、プロパンガス代の高さに驚くことがあります。
原因は、使いすぎだけではありません。プロパンガスは都市ガスと違い、会社ごとに料金が違う自由料金制です。つまり、同じ一人暮らしでも、契約しているガス会社によって毎月の請求額が大きく変わります。
この記事では、田舎の中古住宅を4回購入してきたわたしが、一人暮らし・単身赴任でプロパンガス代が高くなる理由と、安くするためにできることを整理します。

一人なのにガス代が高い……ご主人も最初そうだったっす🐾 使う量の問題だけじゃなかったっすよ!
一人暮らしなのにプロパンガス代が高い理由
基本料金は使用量が少なくても毎月かかる
プロパンガスの料金は「基本料金+従量料金×使用量」で決まります。一人暮らしで使用量が少なくても、基本料金は毎月必ずかかります。適正価格の会社でも基本料金は1,500円前後、割高な会社では2,200円以上になることもあります。
シャワーだけでも意外とガスを使う
シャワーは思っているより多くのお湯を使います。一般的なシャワーの水量は1分あたり約10〜12リットル。10分使うと100〜120リットル——浴槽1杯分の半分以上です。
つまり「シャワーしか使っていない」といっても、ガスはしっかり消費されています。冬場は水温が低いためお湯を沸かすのにさらにガスを使います。

一番大きいのはガス会社ごとの単価差
プロパンガスは自由料金制のため、同じ地域・同じ使用量でも、会社によって月2,000〜5,000円以上の差が出ることもあります。
| 使用量の目安 | 高い会社(770円/㎥) | 適正価格(300円/㎥) | 月の差額 |
|---|---|---|---|
| シャワーのみ(約5㎥) | 約6,050円 | 約3,000円 | 約3,050円 |
| 湯船あり(約8㎥) | 約8,260円 | 約3,900円 | 約4,360円 |
| コンロのみ(約1㎥) | 約2,970円 | 約1,800円 | 約1,170円 |
※基本料金:高い会社2,200円・適正価格1,500円で計算
シャワーの時間を削るより、単価を見直す方が効果は何倍も大きいです。

一人暮らしでも月3,000円以上の差……年間にすると36,000円っすよ🐾 これはガス会社の変更する価値ありっす🐾
一人暮らし・単身赴任でガス会社を変えられるケース
一口に「一人暮らし・単身赴任」といっても、住まいの形態によって対策が変わります。まず自分のケースを確認してください。

持ち家・中古住宅なら変更しやすい
このケースが一番動きやすいです。持ち家なので、自分の判断でガス会社を変えられます。
ただし注意点があります。前の住人が「無償貸与契約(給湯器やコンロを無料設置してもらう代わりに長期契約を結ぶ)」を結んでいた場合、解約に残債がかかることがあります。まず現在の契約内容を確認することが先決です。

中古物件を買ったら、まず現在のガス会社に「契約内容を教えてください」と電話してみてください。無償貸与の残債があるかどうかがわかります。残債がなければすぐに変えられます。
無償貸与契約に関する詳しい記事はこちら:プロパンガス無償貸与は禁止?いつから変わったか解説
社宅・寮は会社への相談が入口
社宅・寮の場合、ガス会社の契約権限は会社側にあることがほとんどです。個人での変更は原則できません。
ただし、会社の総務担当者に「プロパンガスの料金が高いので比較してみませんか」と提案することはできます。会社全体のコスト削減にもなるため、話を聞いてもらえるケースがあります。
賃貸戸建ては大家さんへの相談が現実的
賃貸一戸建ての場合、ガス会社の契約権限は大家さんにあります。個人での変更は基本的にできません。
ただし「大家さんに相談する」という選択肢もあります。料金が明らかに高い場合、大家さん経由で比較サービスに問い合わせると解決できることがあります。諦める前に一度相談してみてください。

賃貸だからってすぐ諦めずに、大家さんに話してみると意外と動いてくれることがあるっすよ!
賃貸物件の時どうすると良いか詳しくはこちら:賃貸でプロパンガス代が高い!値下げ交渉・ガス会社変更の進め方
アパート・マンションは節約中心になる
集合住宅の場合は個人での変更が難しいケースが多いです。特に「集中プロパン」(建物全体でガス管が繋がっている)の物件は個人での変更ができません。
使用量を減らす節約(シャワー時間を短くする・節水シャワーヘッドに変えるなど)が現実的な対策になります。
動けるケース(持ち家・中古物件購入)の具体的な手順
持ち家・中古物件購入に当てはまる方向けに、具体的な手順をまとめます。
- 現在のガス会社に連絡して契約内容を確認する——無償貸与の残債がないかチェック
- エネピで郵便番号を入力して対応会社を確認する——1分でわかる・無料
- 消費者協会に問い合わせて担当者と相談する——一人暮らしの使用量でも対応可能
- 両方の見積もりを比較して安い方に決める——どちらも完全無料


一人暮らしでも「給湯器を使っているか」を伝えると有利になることがあります。使用量が多い方が、より安い従量料金を引き出せるケースがあるからです。問い合わせ時に正確な情報を伝えてみてください。
あわせて読みたい:田舎のプロパンガス代を年間10万円下げた方法——失敗しない会社の選び方【移住4回の実録】
単身赴任・一人暮らしで田舎に来るときのガス会社選びの注意点
これから田舎に引っ越す・赴任するという方は、以下の点に注意してください。
- 不動産屋・引っ越し業者からのガス会社紹介は保留にする——紹介料が絡んでいることがあり、割高な場合がある
- 「無料でガス器具を設置します」という提案は慎重に——無償貸与契約の可能性がある
- 引っ越し前に比較サービスで対応会社を確認しておく——田舎・過疎地ではサービスが届かない地域もある

引っ越し当日のバタバタの時にすすめられて、「面倒なことを紹介してくれてありがたい!」と飛びついたらダメっすよ🐾
あわせて読みたい:田舎移住でプロパンガスを失敗しない選び方——物件購入・引っ越しのタイミングが肝心
まとめ——一人暮らし・単身赴任でもプロパンガスは安くできる
- 一人暮らしでも基本料金は毎月かかる。使用量が少なくても高い理由はガス会社の料金設定にある
- 持ち家(中古物件購入)なら自分で変えられる。まず無償貸与の残債を確認する
- 賃貸・社宅は大家さん・会社への相談が入口。諦めずに相談してみる価値がある
- 引っ越し・赴任前に比較サービスで対応状況を確認しておくのがベスト
知っているかどうかだけで、毎年数万円変わります。まずは1分で確認だけしてみてください。

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